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第572号 2019年1月
兵協連だより
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保健・医療・福祉研究会視察・研修報告


「おたがいさま」概要説明


「おたがいさま」事務所見学


おたがいさまスタッフと研修参加者

 11月30日(金)~12月1日(土)、今年度の保健・医療・福祉研究会のテーマである「助け合い」の先進事例を学ぶため、島根県の有償たすけあいシステム「おたがいさま」(島根県)を訪ねました。参加したのは保・医・福研究会のメンバーや会員生協の福祉担当者ら8名。
 初日は、生協しまね松江南支所内に事務所を構える「おたがいさま まつえ・やすぎ」で、代表の清原春美さんから「おたがいさま」の概要説明を受けました。「おたがいさま」は「まつえ・やすぎ」の他、県内に6か所あり、新たに隠岐の島でも設立とのこと。統一の利用体系ではなく、それぞれが独自の利用料金を設定しているそうです。共通する特長は、生協の相互扶助の取り組みから派生的に生まれてきた活動で、生協からは独立し、組合員に限らず、地域の誰でも利用することができること。住民である「利用者」の困りごとを受け付け、登録している「応援者」をマッチングするが、「困りごと」には年齢や障害等の制限を設けない。そのことで、信頼も生まれ、つながりが広がり、より地域に深く根差した活動になったと清原さんは語ります。「運営上の問題は、自分たちで話し合い、解決してきた。目指すのは、弱者救済ではない。困っている人の想いやくらしへの共感を大切に、その思いにこたえてくれる人(応援者)と困っている人(利用者)と〈つなぐこと〉に徹することです」。
 次に、老人保健施設「虹」の空きスペースを活用して運営している「なないろ食堂」を見学しました。生協やJA・松江市社協・大学生等で運営委員会を構成し2016年夏から月1回のペースで開催しているそうです。同店主の吉川郁子さんから、地域の子どもの居場所ですが、大人の参加者多いのも特長だとのこと。さまざまな世代のつながりの安心が育つ場としての食堂の様々な取り組みについてご報告をいただきました。
 2日目は、JAしまね津田支店3階にある「地域つながりセンター」を訪ねました。センターは6つの「おたがいさま」の活動をバックアップするために2014年に設立されたものです。高橋玲子代表から「地域の中で暮らし続けていくには、つながることが不可欠。それを支援する「おたがいさま活動」のまとめやふり返り、研修会の開催等、おたがいさま単独ではできないことを支援するのがセンターの役割です」との挨拶があり、その後、「おたがいさま」設立に尽力された生協組織アドバイザー毛利敬典氏から、「おたがいさま活動は、自立している。そのことは規則や約束ごとに縛られず、利用者の困りごとを共感的に見ることができ、機敏に動けるという特長を生む。これからの社会を考えたとき、このような組織運営のあり方は大きな可能性を持っているのではないかと思う」旨のお話がありました。最後に、諸団体連携の活動報告として「あったか地域づくり協議会」「おたがいさま支えあい基金」や「赤い羽根共同募金のとりくみ」等の紹介をいただきました。今回の訪問では、島根県生協連合会事務局長 澤井照明氏、松江保健生協常務理事 長谷川隆氏・理事 高橋健氏など幅広いみなさんとも交流させていただきました。「おたがいさま」の高い志、温かい心、知恵と工夫に感銘を受け、多くを学んだ視察研修でした。


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