ご案内
トップページ
連合会の活動
2012 国際協同組合年
平和活動
医療・福祉介護
コープの共済
会員生協紹介
リンク
当サイトはIE5.1以上、NN6以上のブラウザを推奨しています。
第582号 2019年11月
兵協連だより
←前のページへ 次のページへ→

想点

「風に吹かれて」

生活協同組合コープこうべ 理事
兵庫県生活協同組合連合会 理事
頴川 久美
(えがわ・くみ)

 朝夕が冷たく感じる季節となりましたが、皆様お元気でしょうか。
 平素よりそれぞれの生協活動に加えて兵庫県生活協同組合連合会へのご支援ご協力を賜りまして感謝申し上げます。
 当連合会は来年70周年、コープこうべは再来年100周年を迎えます。賀川豊彦により生み出された協同組合、その理念は一世紀余りの時を経た現在でも色褪せる事はなく、むしろ今こそ、社会問題の解決のために人々が必要としている運動機関であると思っております。
 身の周りを一見すると、科学や医学技術が進歩し交通も便利になり、戦火に怯える事も無く、皆それなりの生活を享受しているではないかと仰る人も少なくありません。しかし、視点や角度を変えてみると、異なる風景が見えてきます。
 近年加速する地球規模での気候変動による災害、生活や価値観の変化に伴う様々な不安や人間関係の歪み、社会問題は複雑化し、全体像が見え難いカタチで私たちの生活や生命を脅かしています。
 果たして、世界は百年前と比べてより良い世界になっているのでしょうか?
 「風に吹かれて」という曲があります。1960年代の米国における人権運動の渦中でプロテストソングとしてヒットしたボブ・ディランの代表作。その歌詞を紹介しましょう。(拙訳・抜粋)
 《どれくらい道を歩けば、
  人と認めてもらえるのだろうか》
 《どれほど砲弾を打ち合えば、
  武器を無くせるのだろうか》
 《どれだけの時間があれば、
  人は自由を得られるのだろうか》
 《いくつの耳を持てば、
  他人の叫びが聞こえるのだろうか》
 《どれだけの死体を見れば、
  多くの人の死に気づくのだろうか》
 当時一人の青年の問いかけだったこの歌は、時代の心をつかみ、世界中に広がり、今の私たちにも問い続けています。
 ディランは曲の中で繰り返し歌います。
 《友よ、答えは風に吹かれている、
  その答えは風に吹かれているのだ》
 今、世界ではSDGsという力強い風が吹いており、その風の中から賀川豊彦やディランの声も聞こえる気がします。
 生協活動を通し、持続可能な未来を共に創ること、それが私たちの答えではないでしょうか。

←前のページへ 次のページへ→
お問い合わせ
兵庫県生活協同組合連合会 〒650-0011 神戸市中央区下山手通4丁目16-3 兵庫県民会館4階 
TEL:078-391-8634 FAX:078-392-2059 e-mailアドレス:hyogo@kobe.coop.or.jp
Copyright© 2005  HYOGO CONSUMERS' CO-OPERATIVE UNION All Rights Reserved.
TOPページに戻る